【保育標準時間の場合の一例】
7:00 開園
保護者からの伝言
視診・検温
自由そび
9:00 朝の挨拶・うた・お祈り
10:00 朝のおやつ
各クラス活動
自由あそび
課題あそび
散歩(お天気のいい日は、近くの長居公園へ 遊びに行きます。)
11:30 昼食・休憩
12:30 昼寝
15:00 おやつ・自由あそび
16:00 降園準備・持ち物整理
18:00 延長保育
20:00 閉園
キリスト教保育方針のもと、唯一の存在である1人ひとりの子どもを大切にする。保護者や地域の方々の子育てを援助し、共に子どもの最善を守る。1人ひとりが、尊重され愛されていると感じられた時、子どもの心が安定する。愛されていると十分に感じられた子どもは他者をも愛することができる。周囲の大人、友だち、自分自身、神さまに愛されている事を信じることができる。信じられる子どもは、どんな状況に置かれても希望と感謝の気持ちを持ち続けられ、そのことが生きる力の火種になり、唯一の命を尊ぶ子どもに育ってほしいと願う。
「命を大切にする子ども」
神さまの愛を通して、命を感じる。私たちは様々な御恵みの中で生かされているということを感じられる保育を目指す。具体的な保育内容として、保育室で生きものの飼育、植物や野菜の栽培を通し、命を身近に感じること。食べることで、何かの命をいただくことで自分が生かされていることを知る。身体を健康に保てるように生活を通して学ぶ。
「気持ちを大切にする子ども」
愛情深く育てられた子どもは心が満たされる。その心を土台にして気持ちが生まれる。気持ちは、その子どもによって様々である。丁寧に受け止めてもらうことで愛されている実感、自己肯定感、安心感を育む。子どもの行動全てには理由がある。目に見える行動だけに着目するのではなく、目に見えない気持ちを大切にする保育を目指す。子どもの気持ちに共感したり、理解しようとする大人の姿勢は、子ども自身が他者の気持ちを大切にしようとすることにつながる。
「環境を通して考える子ども」
子どもは、環境との相互作用の中で成長、発達していく。環境に自ら関わる、触れる、見る、聞く、嗅ぐ、味わうなど感覚を通して経験することから発見したり驚きや感動することなど心が動き、またさらに子ども自ら働きかけていく。保育者の意図やねらいにそった環境に関わる中で自分なりに考え、発展させ、展開していくようになる。子どもの興味、関心に柔軟に対応できる環境を構成する。
「考えたことを自分の言葉で表現する子ども」
子どもが言葉を習得するまでに、最も大切なことは、自分の気持ちを伝えたい人がすぐそこにいるということ〈愛着関係)である。自分なりに言葉で表現することが楽しめるよう、安心して話せる環境や、受けとめてもらう経験の積み重ねなど適切な援助で言葉の表現力を育てる。
「豊かに感じとり表現する子ども」
表現する活動には、音楽や、絵、工作、ダンスなど色々あるが、大人主導ではなく、子ども自身の感性を大切にしながら進めていく。感性を育てる為には、自然と十分に関わることや、感覚を通して感じる様々な感情の共有と表現することそのものを楽しめる環境が大切である。1人ひとりの子どもの心の動きや、表現の形を敏感に捉えられるよう保育者自身も感じる心を大切にする。